のんびりライフ

豊かな気持ちで生活を送りたい

傷病手当金で生活してます

現在は無職で傷病手当で生活しています。

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 今年の夏から診療クリニックで抑うつ状態との診断を受け、それからは傷病手当を受給しながら細々と生活しております。収入は働いていた時の3分の2に減りましたが、生活するだけであれば十分暮らしていける額だと思っています。今は会社に朝早く行くことも夜遅くまで働くことなく時間はたくさんありますし、好きな時に好きなことをできているので充実感があります。今はまだ独身なので、このまま傷病手当が永遠に続いてくれればいいなと、願う今日この頃です。

 

 今は好きな料理を好きなだけ作れるし洗い物も好きな時間にできるので、やりたくなくてもやらなければならないという状態にはなりません。しかし働いている時は仕事帰りに疲れからか、コンビニの前の喫煙所で缶チューハイハイボールを飲んで息抜きをしたり、一人焼肉を満喫したり、ガールズバーで何万も浪費したりとただただ毎日を消化していました。お酒を飲んでいい気持ちになったらコンビニやスーパーで弁当やラーメンなどを好きなだけ買い込んで家に帰り、寝る直前にドカ食いをして床に就く感じでした。買ってきたものは食べきれなければ冷蔵庫に保管してはいたけど、気が付いた時には腐ったりカビが生えたりして捨ててしまうなんてことが当たり前になっていました。

 

 独身男性の方であればある程度わかってもらえそうですが、働くことが嫌なわけではなくて、おいしいお酒を飲みながら楽しく時間を過ごすことが唯一の自分へのご褒美だったのです。しかしそんな生活をしていたら金銭的にやりくりできなくなりました。はじめの頃はクレジットカードで一括で支払えていたものがだんだん厳しくなり、リボ払いになっていたのでまあいいかと気にせずガールズバーに行き続け、最後にはクレジットカードの限度額まで借金が膨れ上がってしまいました。

 

 お金のことが原因かとは思っていますが、生活に余裕がなくなり仕事に対する意欲もなくなり、仕事を休み病院へ行くことになりました。そこで抑うつ状態との診断を受けたので傷病手当を申請することになりました。人生で初めての経験でした。父親が脳の悪性リンパ腫で倒れてから会社を休職した時に傷病手当という制度があると知り、手続きなどをしましたが、まさか自分が利用することになるとは思ってもいませんでした。

 

 傷病手当を申請するとはいっても借金はなくなりません。どうしようかと迷っていたところ無料相談の広告が目に入り無料相談をしてみることにしました。自己破産や特定調停は聞いたり身近な人が経験したことがあったのですが、ほかにも任意整理、個人再生などの債務整理の方法があることを知りました。僕はこの中でも比較的まわりに謝金を返済できないことがバレない方法である任意整理を選びました。今後返済し続けた場合を自分でシュミレーションした結果、利息分をカットするだけでもかなり金額を減らすことができるとわかりました。弁護士事務所や司法書士事務所に連絡し最終的には3社の中から選んで決めましたが、納得のいくまで悩み抜いてよかったと思っています。

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 余談ですが、後から知ったのですが任意整理などをせずに借金を踏み倒すことができるみたいで、1円も返済せずに時効を迎える方法もあるようです。ただ返済に5年、完済してから5年、およそ10年間信用機関のブラックリストに載る人生を選んだ自分の決断を大切にしたいと思っています。毎月5万円ほどを返済しながらの生活はかなり厳しいものがありますが、これも自分の経験としてプラスになるような気がしています。ガールズバーで一見無駄とも思える怠惰なお金の遣い方をした経験は、なかなか得る事のできない経験ではないでしょうか。

 

 自分のようなだらしのない他人に理解されない人間であろうとも生きていけるんだということを、今苦しんでいる人がいたら知っていただいて、励みにしてもらえたらいんじゃないかなと思っています。案外自分の状況が整理できると楽になるので、今はのんびりとした生活を送っています。

 

 今はAmazonプライムで無料映画や海外ドラマも気になるものがあれば好きなだけ見ることができているし、子供の頃見れていなかったアニメのワンピースをはじめから見ています。YouTubeも毎日気になるものを好きなだけ見ています。タバコも吸っているし、お酒も安いストロングゼロのドライで晩酌もしています。なぜかうつ病と診断された後に、以前知り合った女性と付き合うことになり、旅行に行ったり食事に行ったりと楽しく過ごしています。

 

 こんなおじさんですが、いろんな人に支えられて生きていられることに感謝しながら生活できていることに幸せを感じています。このブログを書くことで少しでもいい人生を送れるよう頑張りたいと思います。最後まで読んでいただいてありがとうございました。